やはり経営者は書き言葉を学んだほうがいい

今の若い人は、あまり文章を読まないと言います。ネットで検索するしても、文章が多いだけで、もう嫌、と読まないそう。動画や画像、短い文章などで表現されたものを好むといいます。

まあ、わからないでもないです。私もたいして興味のない文章はあまり読みません。

でも、興味ある内容はしっかりと読みます。このとき、肝心なことはきちんと書いておいて欲しいなあ、と思うことが多いですね。

言葉不足が経営者の魅力と信頼を下げる

これを、ビジネスの集客のためのコンテンツとして考えたとき、「言葉が不足している」ことは、とてももったいないことなのです。

以前に有料コンテンツを購入して、がっくりしたことがありました。

ちょっと前で言う「情報商材」と同じようなしくみのものです。

アフィリエイトなど素人が作る情報商材は、内容がしょぼくて、文章もへたくそでも、まあそんなものか、と思いますから気にはなりません。

でも、きちんと会社経営をしている社長さんが書いたコンテンツを買ったのです。

正直、「え?こんなけ?」というお粗末なものでした。こんなんで金取るんかい!と、ちょっと腹立たしかった。

ただ、私は、書く仕事をしているので、行間を読むこともできますから、相手が言わんとすることはわかるのです。たぶん、私が添削をしたら、ものすごくよくなるコンテンツです。

しかし、誰もが分析しながら読むわけではないので、表面だけ読まれたら、こんなのはネットで探せば出てくるわ!と思いかねません。

その商材に、どんな視点が足りなかったかというと、おそらく自分がすでに持っている顧客に対しての有料コンテンツになっていたんだと思います。

つまり、書き手には、自分の周囲にいる人にしか見えていないのですね。多分、その方をリアルに知ってれば許せる範囲のものかもしれません。

しかし、「インターネットで売る」ということは、世界中で売ることと同じです。

だれがそのコンテンツを見つけて買うかはわかりません。私たちだって、もしかしたら海外のページにアクセスして、興味をもったコンテンツを買うことだってあるはずです。

ようするに、自分のことを知らないお客さまが購入することが大いに考えられるのです。

そのとき、「このコンテンツはすごい。よくわかったわ。この人の話をもっと聞きたいわ」となるところをめざさなければ、何のためにビジネスでコンテンツを売るのでしょうか?

既存のお客さまに向けてならば、いっそ売らずに、メルマガとかでサービスしちゃって、セミナーなりに足を運んでもらえば,よほど効率的かも。

話し言葉以上に書き言葉には心配りを

結局、このような不満が出てくるのは、言葉で説明することができていないばかりに、読者は物足りなさを感じるからです。

そして残念ながら、文は人なりというように、その人の性質がわかります。文章から読み取る性質は、どんな占いよりも的確です。すると、あ、この人はこういう人か、と感じてしまいます。

結局、私はそのコンテンツを購入して、最後にセミナーとか教材の案内の売り込みがあったけれども、もはや気が進みません。きっとセミナーに言ったって、こういった一言で終わるんだろうな、と。

こうして、相手は集客ツールとして作ったはずコンテンツでお客さまを逃してしてまったのです。

ビジネスでは、お金を出して購入した読者に対して、やはり、「文字でコミュニケーション」が取れない結果、信用を落とします。

文章が変われば経営者の魅力はアップし、よりよい結果につながる

だから、自分が情報を発信しないとならない経営者や起業家は、やはり、書き言葉としての文章を学んだほうが良いです。

文章には個性がでます。それは経営者にとっては強みです。しかし、自己流で文章を綴るばかりに損をしてしまうことも。

これは、文章の上手・下手ではないのですね。
どちらかというと、「相手に伝えようとする思いやり」があるかないか。
言葉を補えないのは、これを読んだ読者がどのように受け取ってくれるか、ということを考えられていないからです。

特に、短い文章しか書けない人は、「言葉を補う大切さ」に気づいていませんね。

話し言葉と書き言葉はちがいます。書き言葉には、「見えない読者への気配り」がとても大切です。

根本的なところですが、ここに気づくかどうかで、文章は変わります。

小学6年生向けに言葉を補って自己紹介を書いてみる

では、どのように書いてみたらいいか。

たとえば、自分の自己紹介を「小学6年生」の子が読んでも理解できるように書いてみてください。

すると、言葉の説明が多くなり、文章も長くなるはずです。でも、それが書き言葉なのです。

以前、私が書いた本の読者の方がこんな感想を送ってくれました。送り主は、小学6年生の女の子でした。

「お父さんが買ってきた「かんたん図解ホームページ」を読んで、自分でホームページを作りました。すごくわかりやすかったので、私でもできてびっくりしました。良い本をありがとうございました」

と、1997年、まだWindowsMeの時代です。小学生からこんな感想をもらっのもびっくりですが、嬉しかったのです。そして気づいたのです。

ああ、わかりやすいというのは、年齢に関係なく幅広く伝わるのだなと。当時、1,580円で買った情報で小学生の女の子がホームページを自分で作ったのです。本を出すってことはこんなすごいことを引き起こすんだな、って。

経営者ならば、情報を売るのにやはりここまでこだわりたい。私が買った情報は、この本の1項目にも満たないぐらいの内容でした。

本と比べるのはなんですし、文章量の問題ではありませんけど、購入したコンテンツが、丁寧に書かれていたのならば、内容自体に不満はありませんでしたね。

–ご案内–

経営者・起業家向けの個別文章指導も賜っています。要望があるので、近々メニューにしようと考えています。クライアント様にあわせてコーディネートするので、もしご興味がある方は、ご連絡くださいませ。

 

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